専門外来

糖尿病・内分泌外来

👩‍⚕️ 担当医:髙谷具純、小山さとみ、大戸佑二

<1型糖尿病の方へ>
当院では、1型糖尿病のお子さんに対して、 最新のインスリンポンプや持続血糖モニター(CGM)を活用した治療を積極的に行っています。 より快適で柔軟な日常生活が送れるよう、 治療機器の導入から導入後のフォローアップまで、細かくサポートします。

インスリンポンプの新規導入は、基本的には入院で行っておりますが、 患者様の年齢や生活状況に応じて外来での導入も可能です。 また、機器の使い方やトラブル対応についても丁寧に支援し、 安心して治療を継続できるようお手伝いしています。

<身長や思春期の体の変化についてお悩みの方へ>
身長が低いのでは?」 「思春期が早い(または遅い)のでは?」など、 成長や発達に関するご心配がありましたら、小児内分泌専門外来で診療いたします。

診察では、これまでの成長の経過を把握することが重要です。 お手元にある母子手帳や、 保育園・幼稚園・学校などの成長記録があれば、ぜひご持参ください。

必要に応じて、 ホルモンの負荷試験(数日間の短期入院)を行うことがあります。 また、長期的なフォローアップが必要な場合には、地域のかかりつけ医の先生方と連携しながら、継続的に支援いたします。

アレルギー・免疫・リウマチ外来

👩‍⚕️ 担当医:松原知代、森田翼

アレルギー・免疫・リウマチ外来では、 食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、 自己炎症性疾患、免疫不全症、リウマチ疾患の診断と治療を行います。 血液検査が陽性なだけで不必要な食物制限をされているお子さんも多く、 正確な診断と早期からの治療が必要です。 血液検査、皮膚テスト、食物経口負荷試験などを行っています。

食物アレルギーは経皮的に抗原が入ると悪化しますが、 経口投与により免疫寛容の誘導が期待できるため、 経口減感作療法も取り入れています。 気管支喘息はガイドライン整備により入院例は減っていますが、 診断の遅れや治療不足が今も課題です。

自己炎症疾患・免疫不全症は遺伝子診断によって早期診断が可能になり、 リウマチ疾患も生物学的製剤の登場で治療成績が大きく向上しています。

発達・精神外来(子どものこころ診療センター)

👩‍⚕️ 担当医:井上建

発達・精神外来では、 「子どものこころ」の問題に向き合い、 その診断・治療・支援を専門的に行っています。 対象疾患は、発達障害(自閉症スペクトラム障害、注意欠陥多動性障害、学習障害)、 チック、心身症、神経症、適応障害(不登校)、摂食障害、愛着障害、被虐待児症候群など、 子どものこころの問題全般です。

小児神経科医による診療、 心理士による心理療法音楽療法士による音楽療法のほか、 福祉・教育などの関連機関と連携し、 発達のアンバランスやストレスへの対処が難しい子どもたちとそのご家族に、 きめ細やかなサポートを提供しています。

その他の専門外来については準備中です。順次アップしていきます。